
「UFOを信じる?」という質問が、最近ではオカルトではなくなりつつあるようです。というのも、米国ではここ数年前から、NASAや政府がやっと重い腰を上げ、UFOに関する公聴会や調査報告、情報開示を公式に開始したからです。そもそもの発端は、1947年に米国で起こったロズウェル事件です。当時、この事件についての真相を米国政府はうやむやにしてしまいましたが、近隣に住んでいた大勢の人々が実際に目撃してしまったわけだから、その噂も証言もリアルに根強く残り、米国人たちのUFOへの関心は、薄れるどころか年々高まってきたのです。(現在は、UFOではなくUAPと表現を変えたらしい。)
そういうわけで、米国人たちがUFOに強い関心を抱くのもうなずけますが、では、他国の人々はどうなんだろうと、オランダの研究調査チーム(Glocalities.com)が、UFOや地球外生命体に関する質問を世界24か国、およそ2万6500人に対して行ったことがあります(2017年)。結果は、60%の人が、「他の惑星にも生命体がある」と信じており、更に47%の人が、「知的な宇宙人の文明が存在する」と信じているとのことでした。
国別に見ると、知的生命体を信じるのは、1位…ロシア/2位…メキシコ/3位…中国/4位…ルーマニア/5位…日本/6位…インド、となっています。ロシアの信じる率は68%と非常に高く、ちなみに日本は58%でした。逆に信じる割合が少なかったのは、24位…オランダ/23位…インドネシア/22位…トルコでした。
さて、このデータに血液型との関係はあるのでしょうか。あくまでも私の見解ですが、おおざっぱに見るなら、上位6位のうち5か国は、B型とAB型が合わせて2割以上いる国となります。2位のメキシコに関しては特殊な理由があるようで、何でもメキシコは、世界で最もUFOの目撃情報が多いところなのだそうです。すると、メキシコの血液型分布は85%がO型なのですが、O型は、実際に自分が見たもの触れたもの、体験したことに対しては、科学的根拠がどうこうなんて関係なく信じるという現実的傾向が強いのです。
一方、B型やAB型に関していうなら、AB型はそもそも超自然現象や不思議なことに関心を持つ人が多いというのがあります。またB型には、「無いとはいいきれない」という、柔軟性や科学的思考性がありますが、それはつまり、「否定する根拠がなければ完全に否定はできない」というものでしょうか。つまり"B型族"というのは、珍しいことに興味シンシンな人が多いというわけです。そんなB型とAB型が一定数以上いることが、この調査結果上位国の数値を底上げしているのかもしれません。
さて、我が国日本は、5位ということで、まあまあの上位に位置しているではありませんか。面白いのは、主要メディアや学者らの発言を聞いている限りでは、ほぼまちがいなく「オカルト」「トンデモ科学」と揶揄して、お遊び情報にしているというのに、実際の人々はというと、内心では真面目に信じている人の方が多いということなわけです。「テレビなんてそんなモノなんだよ」と、オトナな人格者が多いのかしら?「社会には、表と裏があるのが当たり前でしょ」ということかしら?今もって社会のしくみがあまり理解しきれていないAB型の私にしてみると、何だかそんなところも日本らしいなと、感心したのでした。
ところで、現在首相の石破茂氏(B型)は、過去に「UFOを信じますか?」と記者から質問された際、
「自分はUFOを否定する根拠を何も持ちあわせていない」
と回答されたそうです。何でも最近は、政治家に対する公的な質問票にこの質問項目があるそうで、石破茂首相は、9分間という長い時間、UFOに関する見解を披露したのだとか。首相としての政治的手腕は今のところ不明ですが、B型的な思考の柔軟性はお持ちのようです。
(「UFOを信じる?」については別のブログで記事を書いたことがあるのでそちらも参考にしてください。/3人の総理候補にUFOについて聞いたら血液型まる出しだった)
そういう私は、UFOや他惑星の知的生命体については信じている、というより確信しています。まさか、この広大すぎる宇宙、発見できただけでも何兆もの数えきれない星々、何千何万もの銀河の中で、地球だけが奇跡の惑星だなんて思う方が、私にとっては難しいことです。私たち地球の科学技術がそれらを解明するまでに至っていないだけのこと。もっと真剣に調査するべき重要なことだと思います。何しろ科学者たちは、「我々は、世界の2%のことしか解っていないことが解った」と認めたのですから。